新卒採用における経団連の指針(最新)

こんにちは、トレーナビリティーです。

新卒採用においては、経団連の指針で悩まされている方もいると思います。

特に今年は新型コロナウイルスの影響もあり、どうすればいいか分かりませんよね。

そこで、最新の経団連の指針をチェックして、何が最新情報なのかを整理していきたいと思います。

2021年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請について

就職活動全般について

一般社団法人 日本経済団体連合会
2020年3月30日
http://www.keidanren.or.jp/announce/2020/0331.html

結論:2020卒のスケジュールと同じ

採用選考活動開始時期

  1. 就職・採用活動日程を以下のとおり、遵守すること。
    広報活動開始: 卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降
    採用選考活動開始: 卒業・修了年度の6月1日以降
    正式な内定日: 卒業・修了年度の10月1日以降
  2. 学事日程等に十分配慮すること。
    採用選考活動は、土日・祝日、平日の夕方以降の時間帯などを活用するとともに、学生の健康状態に配慮すること。
    遠隔地の学生に対し、多様な通信手段などを活用すること。
  3. 日本人海外留学者・外国人留学生などに対し、多様な採用選考機会を積極的に周知・提供すること。
  4. 学生の個人情報の取扱い等について、法令を遵守すること。
  5. セクシュアルハラスメント等の防止を徹底すること。
  6. 就業体験を伴わないプログラムをインターンシップと称して行ったり、情報発信することがないようにするとともに、学生の長期休暇の活用など学事日程に十分配慮すること。
  7. 採用選考に当たり、成績証明等を一層活用し、学修成果や学業への取組状況を適切に評価すること。
  8. 卒業・修了後少なくとも3年以内の既卒者は、新規卒業・修了予定者の採用枠への応募を可能とすること。

 

2018年度のアンケート結果

https://www.google.com/url?client=internal-element-cse&cx=014773371537256098079:rwl-hobub40&q=https://www.keidanren.or.jp/policy/2018/110.pdf&sa=U&ved=2ahUKEwiF7uLL5IfpAhVpF6YKHV6LDUEQFjAEegQIAhAB&usg=AOvVaw3mmiiqh820GFhekQjEFpKE
会社の規模ごとに、何名採用したか、応募者の何を重視して採用を行ったかなどが記載されています。
とても参考になりますのでチェックしてみてください。

新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえて

2020年4月6日
一般社団法人 日本経済団体連合会
https://www.keidanren.or.jp/announce/2020/0406.html

 

厚生労働省からの通達内容

大学、短期大学及び高等専門学校(以下「大学等」といいます。)卒業・修了予定者の就職活動については、(一社)日本経済団体連合会が「採用選考に関する指針」(以下「指針」といいます。)、大学等(就職問題懇談会)が「大学、短期大学及び高等専門学校卒業・修了予定者に係る就職について(申合せ)」(以下「申合せ」といいます。)を定め、双方がこれを遵守することとなっています。

具体的には、

○広報活動については、卒業・修了年度に入る直前の3月1日以降に開始すること

○3月1日以降の広報活動の実施にあたっては、当該活動への参加の有無がその後の採用選考活動に影響しないものであることを学生に明示すること

○採用選考活動は卒業・修了年度の6月1日以降に開始すること

○正式な内定日は卒業・修了年度の10月1日以降とすること

などが定められています。
厚生労働省としては、これらの関係者間の協議に基づく自主的な取組を尊重し、「指針」及び「申合せ」の周知を図るとともに、大学等卒業予定者の適正な採用・就職活動が行われるよう、求人求職の秩序の維持、公平・公正な採用の確保等に努めております。

 

まとめ

新卒採用に際しては、スケジュールが変わる事で、説明会会場を予約していて、キャンセル料をとられることもあります。
私が人材企業に勤めていたときは、1年以上前から会場を予約していましたので、大きな痛手となったこともありました。

来年、再来年までは大きな変化はなさそうですが、新型コロナウイルスの影響を鑑みた【手法】【通年採用の要請】などは考えられます。

 

引き続き、チェックをしていきます。