ストレングスファインダー研修のプログラム内容と費用の紹介

トレーナビリティー 新井です。

この記事では、経営者、マネージャー、管理職向けにストレングスファインダーを活用した研修について紹介します。

ストレングスファインダー🄬は、メンバー向け、従業員個別に実施するものというイメージをお持ちかもしれませんが、実はマネジメント層を含めて組織全体向けにこそやってほしいものです。

今回はそうした研修の流れと内容、費用について紹介します。

事前準備 クリフトンストレングス🄬(ストレングスファインダー🄬)の受診と結果確認

クリフトンストレングス🄬(ストレングスファインダー🄬)の受診

ストレングスファインダー🄬を学ぶことで、マネージャーはチームビルディングのスキルを向上させることができま

まずは研修受講者全員がクリフトンストレングス🄬(ストレングスファインダー🄬)を受診します。こちらについてはすでに受診済みの方で34資質すべてが分かっている方は不要ですが、そうでない方は受診が必須です。

受診の手続きは、研修お申し込み後に当社から受診用URLをお送りします。

177問の質問に対し、1問あたり20秒で回答をしていきます。時間は1時間強かかるため、そのための時間を確保ください。

結果の確認

ストレングスファインダー🄬のアセスメント受診後、すぐに結果を確認することができます。

ストレングスファインダーを受診した URL から結果をダウンロードし確認してみてください 。ご自身の上位資質 5位までについて詳しく掲載されている洞察ガイドとファイルと、34資質すべての順位とバランスが載っているファイルをダウンロードしそれを確認しておくことが重要です。

研修1日目:個人の資質理解

ではここからは研修当日の流れを紹介します。

研修は、大きく 2部構成で進んでいきます。第一部が個人の理解、そして 第2部が組織としての活用です。研修は2日間で実施することが多く、第一部を初日に、第二部を2日目に行います。

ストレングスファインダー🄬を組織に活かすために

ストレングスファインダー🄬を組織に活かすためには、この図のようなサイクルを意識する必要がありいます。こちらは、当社が述べ300名以上のコーチングや企業へのコンサルティングを実施して分かってきた、ストレングスファインダー🄬活用のサイクルです。

 

 

 

 

個人理解をしたうえで、チーム活用をしっかりと考えていきます。

研修では個人の理解からスタートします。

インサイトガイドを相互に確認

 

 

 

 

まずはインサイト ガイド というファイルを確認して相互の資質の特徴がどのように違うのかということをチェックをしていきます。

 実はストレングスファインダーの結果に出てくる資質の名称は 34 種類 同じものが出てくるのですが 人によってその説明文に違いがあります これを確認することで単純に資質が違うということだけではなく、その人の強みであったり 特徴的な行動がどのようなものなのかを理解することが可能になります。

資質の解説と理解

次に、各資質の定義及びストレングスファインダーにおける用語について理解をしていきます。

この理解を誤るとストレングスファインダーが、ただのゲーム的な占いであったり 動物占いや 血液型 占いのような、信憑性のない 当たり外れを求めるものになってしまいます。

しっかりと自分のことについて理解をするためにも ストレングスファインダーにおける資質の定義及び用語の理解が必須になります。

資質構成を考える

 

次が資質構成を考えるというものです。これは自分の上位資質がどのような環境で出やすいのか、あるいは どのような環境で出にくいのかということを理解するためのワークです。

具体的には 各支出の関係性を自分なりに把握することによって自分の得意な行動、苦手な行動というものを理解するとともに自分の強みを最大限発揮するためにはどのように考え、 意識し、 そして 行動すれば良いのかを想像するためのワークです。

例えば、トレーナビリティー 新井の例ですとこの画像の通りです。

 

 

 

 

日常的な習慣、土台として内省、学習欲、ポジティブを意識的に使っています。

日々の仕事を振り返り、必要なことを確定させたら学びにいく、それを「ここを学べば、次はこれができる」というようにポジティブな気持ちで取り組みます。

この学ぶというアクションには、戦略性と着想を活用します。色々とやりたいことを出してみて、そのうえで「ピンとくる」ものを選んで進めます。
※戦略性はよく誤解されますが、「ひらめき」も重要な要素で、ここが私の場合は強く使えているところです。

また、それを学ぶことが自分のよりよい仕事、重要なポジションにつながるという感覚を置いておく(自我、自己確信)ことで、前向きに取り組むことが可能です。

いざ行動をとるときは、とにかく「数をこなす」ことを重視します。(活発性)そのため、本を読むなら乱読的な読み方をしますし、営業活動であれば「とりあえず100件コンタクトを取ろう」というアクションになります。

また競争性が強いので、順位が付く状態を意図的に作ります。勉強をする際には資格学習を一つのツールとして活用し、模試を受けることで他人と競っている状態を可視化します。

最上志向は、私の場合、最後に出てくる資質というイメージです。一通りやるべきことをやった際には、まだ広く浅くという状態です。そこから最上志向を活用し、深くしていく、というのがスタイルといえます。

このように自分の資質を考えるワークを通じて、自己理解を深めます。

研修2日目:組織にストレングスファインダー🄬を活かす

2日目は、ストレングスファインダー🄬を組織に活かすというテーマで研修を進めます。

組織で活用する際のポイントは

ストレングスファインダー🄬と事業戦略を分離させない

ということです。

ストレングスファインダー🄬は素晴らしいツールなのですが、ともすると個人にフォーカスが当たりすぎてしまい、「現実的に、いまの会社でどう活用するか」がおろそかになってしまいがちです。

会社で活用する以上、「会社の方向性」からずれない範囲で、自分の資質を活かす必要があります。当社の研修はここが一番のポイントです。

チームビルディングのステップを理解する

ストレングスファインダー🄬を学ぶことで、マネージャーはチームビルディングのスキルを向上させることができます。

具体的にはタックマンモデルを紹介し、自分達のチームがいま、どのステージにいるかを確認したうえで、どんな対話があれば自社の業務はよりレベルアップするかを検討します。

特に、ベンチャー企業の場合は目標がハッキリしていても業務があいまい、ということが多々あります。業務を進めることと、ストレングスファインダー🄬を活用して、一人ひとりの強みがしっかりと発揮される状態を両立させるためにも、このステップは欠かせません。

資質構成を基に、相互業務補完を考える

次に 先ほどの資質構成を基にお互いどのように業務を保管し合うことができるのかを確認し合います。

普段自分がやっている業務は、ともするとタスクとして降りてくるものが中止になってしまいます。そうではなく どのような目的でどのような業務が発生しているのか、そしてその目的達成のためにはどのような業務のアウトプットや働きかけが必要なのかを相互に話し合います。この際に資質構成をしっかりと考えることによってその人の 上位資質がしっかりと生かされ、かつ業務の目的も達成するということが可能になります。

ストレングスグリッドを基にチームの可能性と盲点を探る

ストレングスファインダー🄬の結果をマトリクス上で表すツールをストレングスグリッドと言います。

このツールを用いて、各チームにどのような人材がいるか、どのような特徴があるチームかを確認します。

 

 

 

 

表形式にすることのデメリットとして「自分達にはこの資質がたりない」と、なりがちです。しかし、そこをぐっとこらえて、「どう補完しあうことができるか」という点や、「どのように資質を活用すれば、求める結果が得られるか」を話し合います。

ストレングスファインダー🄬の活用失敗例としてよく聞くのが、「自分にはこの資質が足りないから、ダメなのだ、、、」という結論をつけてしまうケースです。これはよくありません。

上位に特定の資質がないことは、さほど問題ではありません。そうではなく、求める結果のために、自分の資質をどう活用するかを考える必要があります。

資質を活かすための環境

次に資質構成を基に自分たちの資質が生かされるための環境はどのように作れば良いのかについて話し合います。

会社の環境というものはある程度 決まっているはずです。しかし資質をさらに活かすためにここを変えたい、あるいはこれは辞めたほうがよい、というものがあれば 積極的に取り入れていきましょう。

もちろん、予算の限りがあるかと思いますので簡単に行くものとそうでないものがあるかと思います。しかし、簡単に変えられるものはすぐに変えて、資質がさらに活かせる状態にするということが重要です。

例えば、

  • 今まで会議を定期的にやっていたけれども 1on1に変えたほうが、親密性が活かせるようになるのではないか
  • 資料のレビュー回数を増やすことで、戦略性を活用するタイミングと最上志向を活用するタイミングを分けられるのではないか

といった意見が過去には出てきました。こうしたことであれば、皆さんの会社でもすぐにできるのではないでしょうか。

ストレングスファインダー🄬を今後どう活用するかを決める

研修の最後は、このストレングスファインダー🄬をどう活用するかを決めるという形で終了します。

もちろん、決めたことが変わっても結構です。ただ、実際に1on1で活用し続けるのか、四半期に1回、オフサイトミーティングで気付きをシェアしあうのか、など、活用方法は様々です。

研修をやりっぱなしにしないためにも、また社員の自主性を高めるためにも、こうした決め事をつくって終わりましょう。

気になる研修費用は?

当社がストレングスファインダー🄬活用研修を行う場合の費用は以下の通りです。

  1. ストレングスファインダー🄬 受診料  8,000円(税別) ×人数分
  2. 研修実施費用  400,000円(税別) ×2日間
  3. 研修資料費用  3,000円(税別) ×人数分

もし、費用や内容について不明点がありましたら、いつでもご相談ください。

もちろん、他社様でも研修やトレーニングを行っている方もいるかと思います。
認定コーチにも色々なタイプがいますので、御社にマッチした方を選んでください。

さいごに

組織がストレングスファインダー🄬をうけ、そして、相互理解を深めることには多くのメリットがあります。

自己理解、リーダーシップ能力の向上、ストレスやプレッシャーに対する対処能力の向上など、仕事に必要なスキルを向上させることができます。また、相互に話し合うことで、客観的なフィードバックを得やすくなり、相互理解が深まり、業務のあり方も変化します。

ぜひご興味があれば、実施してみてください。

https://t-ability.com/contact-us/