平均年収が高い企業のランキングが更新されました!

今回は、東洋経済オンラインが出している、「平均年収が高い「トップ300社」ランキング
就活生必見!子会社・非上場会社も網羅」を参考に、どのような企業の平均年収が高いのかを見ていきたいと思います。

上位企業の特徴は?

1位はM&Aキャピタルパートナーズ。学生にはなかなか馴染みがないかもしれませんが、M&Aの助言を行う企業です。平均年齢は31.3歳と若いものの平均年収は2478万円でした。事業承継目的のM&Aのニーズは高く、従業員数を増加させているが、なんといってもその高年収で優秀な人材を惹きつけていると考えられます。

3位のGCA、6位のストライク、そして11位の日本M&Aセンターと、M&Aをメインとしている会社が多くランクインしていますね。GCAはグローバルなM&Aを得意としています。

また、ヒューリック、日本商業開発や、少し飛んで三井不動産、三菱地所等の不動産系も手堅い印象があります。

上位企業の多くは従業員数が少ない企業が多いでが、2位のキーエンスは2388名の人員数(平均年齢35.8歳)で2110万円の平均給与を実現しています。営業が強い、と噂のキーエンスですが、やはりそうした人材を確保するためにも収入は大事なのでしょう。

このほか、上位企業にはコンサル企業が並ぶほか、総合商社や民放キー局が並びます。ただ、民放キー局は持ち株会社制を導入しており、高給社員の平均額となっている点は割り引いて考える必要があるでしょう。

参考  https://toyokeizai.net/articles/-/322342?page=2

 

初任給と平均年収

新入社員で入った当初から給料が高いわけではなく、多くの会社は徐々に給料が上がっていくというのが特徴です。

平均年収が示すのは「今」の待遇です。

ちなみに、キーエンスの初任給は20.5万円(大卒B職)、三菱商事はが25.5万円(大卒)となっており、初任給については、高い部類には入りません。

三菱商事の場合は、徐々に上昇していき、入社6年程度で年収1000万円に達するといわれています。

また、初任給が高い企業として有名なのが日本商業開発です。初任給で50万円を出す、という待遇はかなり良い方ではありますが、一方で検索するとブラックという単語も並びます。

 

企業としては、一定の額で学生を引き付けたいと思う一方で、思い切った額を提示すると、それが「ブラック企業ではないか」という推測を呼ぶケースも少なくありません。

 

平均年収だけでも、初任給だけでも、実際の待遇を判断することができないのです。

 

最近の傾向としては給与体系も、年功序列重視から成果や職能評価に、より比重を置く企業が増えています。また、大企業だから安泰というのは、もはや短絡的な考え方でしょう。企業を取り巻く環境はつねに変化しているので、自分にあった企業をしっかりと探して見極める目が必要となってくるのでしょう。

就職活動中の方は平均給料も参考にしながら就職先は決めるようにしてください。

一方、企業側は、冷静に採用競合と比較してどう勝つかを考えましょう。金額は大きな武器ですが、そこを強調しすぎるとデメリットもあります。

 

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