こんにちは。トレーナビリティーです。
今回は、新卒採用で人事が工夫すべきポイントを解説していきたいと思います。
新卒採用は約1年間かけて内定を出していきますので、その中で工夫する点は沢山あります。
そのポイントについて整理していきます。
面接の目的を2つに分ける
面接と言うと、一般的に「合否の判断」に利用される企業も多いかと思いますが、優秀な人材を採用するためには、「口説き」が重要になってきます。
つまり、面接の目的を、今日は「合否判断」なのか「口説き」なのかを分けられるようにすること、またその目的を設定したらその達成のためのスキルも磨く必要があります。
口説きは、面接と面接の間に「インパクター面談」として利用する場合もあります。
例えば、応募者が商社を希望している場合は、『商社から転職してきた社員』『新卒で商社に内定をもらったのにも関わらず、その会社に入社ぜに当社を選んだ社員』などを面談の場に出します。
面接や面談というのは、言葉が曖昧ですが、面接は「合否を判断する場」、面談「口説きや興味喚起」をテーマに言葉の使い分けをすると良いかもしれませんね。
エントリーシートの提出方法を工夫する
エントリーシートは提出させる会社もあれば、そうでない会社もありますよね。私がコンサルを行っていたときは、エントリーシートを課すと「ちょっと興味があるけど、エントリーシート提出があるなら面倒くさい」という応募者がいると考えエントリーシートは無しにしていました。
最初から興味を持っている、総合商社や銀行などであれば、エントリーシートの志望動機を一生懸命考えて書いてくれるのかもしれませんが、中小企業やベンチャー企業ではそれは難しい。
人気企業であればエントリーシートの提出方法は様々ありますよね。
- WEBサイトを通じて提出させる
- 紙で郵送させる
- 会社の受付まで持ってこさせる
人気企業であれば、最初から志望度を見るために、ハードルの高さを設定しています。紙で手書きをして、会社の受付まで持っていくというのは時代に反しているかもしれませんが、それが一つのハードルとなり志望度を見る良い材料になっているのです。
私が就職活動をした際にも、企業の受付まで手で持ってくる。という企業があり、その企業は面倒だったため受けませんでした。ただし、その会社が本当の第一志望だったとしたら絶対に期限までに手で持っていったと思います。
WEBサイトやパンフレットの見せ方
大手企業は採用費も大きいので、WEBサイトやパンフレットも凝っていますし、合同企業説明会でのブースの装飾もかなり工夫されています。しかし、中小企業やベンチャー企業では採用費も多くはないので、それほどお金はかけられません。
私が当時コンサルをやっているときに心がけていたときは、1年で全部を作ろうとしない事でした。
1年に一つお金をかけて丁寧に作っていました。今年は採用パンフレット、今年は採用サイトを強化しよう、合同企業説明会のブースの装飾など、一つずつ作って、翌年でも利用できるものを作っていきました。
採用メッセージや、求める人物像は毎年変わるかもしれませんが、上手に変わらないものを外に見せていくという工夫も必要になってくるかもしれません。
まとめ
まだまだ、書ききれない新卒採用での工夫は沢山ありますが、徐々に書き足していきたいと思います。
トレーナビリティーでは、人事にとって必要かつ現場で使えるようにするための研修・コンサルティングを用意しています。
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