こんにちは、トレーナビリティーです。
新卒採用では、筆記テストやSPIなどで適正検査があります。
数学、国語(非言語、言語)適正検査と3つのステップになっていますが、最後の適正検査について今日は書きたいと思います。
人事は適正検査結果をどのように見ているのか
人事に最終的に届く物は、筆記テストの帳票になります。
一人ずつ、紙が分かれていて、数学や国語の部分はただの点数なのですが、その内訳が書かれています。
適性検査の結果はレーダーチャートやグラフのようになっていて、どのような強みがあって弱みがあるのかが分かるようになっています。
ですから人事は、そのレーダーチャートを見て
「この波形はうちの会社向きじゃないなあ」
「この形に出ているってことは有力だな」
とか考えながら見ています。
適正検査への対策について
学生が気になるのは、適正検査への対策、回答ですよね。
適正検査の対策はどのようにしたらいいですか?と質問されるのですが、結論としては思うがままに答えたらいいです。
適正検査の質問例
・あなたはリーダーシップがあると思いますか?
1.大変そう思う 2.まあまあそう思う 3.普通 4.あまり思わない 5.思わない
などの5種類の選択肢の中から選びます。
しかし、決して、企業の求める人物像風に答えてはいけないのです。
適正検査では矛盾を見ている
「企業の求める人物像に「リーダーシップがある人、論理的思考能力が高い人」と書いてあるので、性格診断でもそのように答えていきます。」と言う人もいるのですが、それでは、回答の中の整合性がとれなくなったり(テストの種類によっては、整合性・嘘つきかどうかも見ている)しますので、本音で答えるようにしてください。
入社後に苦労するのは自分
また、リーダーシップがあって、論理的思考能力が高いように見せたとしても、入社後にそんな性格じゃないじゃないかと言われても後の祭りですよね。
学生へのまとめ
という事で、本音で解答する。
というのが一番よい道筋だと思います。対策は不要ですので、時間内にしっかりと解答するように
してください。
採用担当の方の観点として
採用担当者は、ぜひ自社にとっての活躍できる人材像をしっかりと定義してください。
そしてその上で、波形に必要以上に誘導されず、学力テストの結果や面接、グループディスカッションを通じて人物を見極めるスキルを高めましょう。
採用の失敗は、会社にとっても学生にとってもデメリットしかありません。
トレーナビリティーでは、人事にとって必要かつ現場で使えるようにするための研修・コンサルティングを用意しています。
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